闘いを振り返る(アマキックの戦績)②

 個人的な闘いの歴史を振り返るその②。

 

■3試合目 2019年初春 結果:〇

前回の減量失敗を踏まえ、今回は完璧な減量スケジュールを実施。当日、0.4キロアンダーで家を出て、会場への道中缶コーヒーを一杯飲んで0.2キロマイナスで計量クリア。

 

小生、身長が180センチを超えており、手足は平均より長い。前回、不毛な接近戦でダメージをおってしまったので今回は距離感と長い攻撃を意識する。試合前には距離感の長いK‐1の城戸選手や大沢選手のようなアウトボクサーの試合を徹底的に研究して試合に臨む。

 

身長にアドバンテージがある以上、自分の攻撃の当たらない距離=相手の攻撃が当たらない距離。自分の攻撃がギリギリ当たらない距離を意識し、出たり入ったりしながら左ジャブ、前蹴り、ローキックを当てて遠い距離を維持する作戦を繰り返す。

 

焦った相手が突っ込んできたタイミングで右のカウンターのストレートを合わせる作戦が何度かばっちりはまりノーダメージの判定勝利。試合前にしっかり分析して、作戦通り勝つのはとても気持ちがいい。

 

ただし、アウトボックスを意識するあまりに攻撃が単発でおわってしまったことや、明らかに効いてることが分かっても前回の反省があり、攻撃を畳み込めなかった点は課題として残る。

 

■4試合目 2019年春 結果:◎

短期スパンでの連戦。平成最後の闘い。試合前、SNSで相手のことを調べたらMMAの試合経験者であることが発覚。かつサウスポー。ただし、身長差がありそう。あったことのない人でもSNSでいろいろ情報がわかってしまう便利な時代になりました。

 

ちなみに2019年に入ってから、結構ガチ目なスパーリングを増やす。中にはプロの選手ともバチバチしごいてもらいました。何度か俺死んだと思いましたけど。その甲斐あってか、もはやちゃんとしてないパンチや蹴りは全部見えるように目が慣れてくる。

 

例えば脇の開いたパンチ、腰のまわっていないキックくらいであれば余裕でブロックもカットも間に合うし、距離が保っていられればバックステップでかわせるくらいに見えてきた。脇のあいたパンチはしっかりガードしてれば効かないし。さらには減量も問題なくクリア。

 

今回はMMA経験者ということもあってか、パンチの脇がかなり開いていたので開始10秒くらいでパンチの実力差があることに気づく。早々にカウンターの右ストレートがヒットしたので、今回は一気に詰めて早々ダウンをとる。ダウンとられた後の焦りは自分の2試合目で経験済みなので、予想通り相手も詰めてくる。

 

しかし、早々に相手のパンチを見切ってしまったのであとはこちらの攻撃を散らすばかりとかなり余裕がある。詰めてくる相手に左ジャブでけん制しつつ、前蹴りと膝蹴りを集中させてガードが下がったところで右ストレートを当ててレフリーストップ。無事1RのKO勝ち。

 

「平成の最後に判定ダメだよ、KOじゃなきゃ!」と言ってみたりしてみたり。

 

やっぱりKOだと勝った気がする。判定よりも全然気持ちいい。ただしパンチでラッシュかけたときに顔面攻撃一辺倒になってしまったので、あとで映像を見返して左でアッパーや左右のボディなど打ち分けできたらもっと右ストレートを効果的に当てられただろうなという反省点も挙げられる。そして相手の額を殴りすぎて拳のナックル部分を痛めてしまう。。

 

というわけで試合に出れば出たなりに反省点が出てくるので、これ直したらもっといけんじゃない、、的な中毒性にむしばまれております。。